ゲーム配信で口元へマイクを近づけたらボフボフ音がするようになった!『バビブベボ』の発音でうるさい!
ポップガードを使えばいいみたいだけど、どれを買えばいいのか分からない。
今回は、どのポップガードを買えばいいのか分からない方向けに、初心者でも分かるようにポップガードの選び方とおすすめのポップガードを解説していきます。
必要な場面と必要ではない場面も合わせて解説していきます。
ポップガードとは
ポップガードとはマイクへの破裂音を防ぐために使うアイテムです。
『バビブベボ』の発音や息を吐く量が多い発声時に『ボフボフ』としたノイズが発生します。
ポップガードがあると、息が直接マイクの集音部分に当たることが無くなるので『ボフボフ』としたノイズが発生しなくなります。
また、湿気にデリケートなコンデンサーマイクにとっては、発声時に飛散する唾液やツバから守る役割を持つものもあります。
ポップガードの選び方
ポップガードには大きく分けて2種類のものが存在します。
音質を重視するのかマイクの保護をするのかで選ぼう
ポップガードは役割が分かれています。
『ボフボフ』としたノイズだけを除去したいのか、唾液やツバからマイクを守ることを重視したいのか、目的に合ったポップガードを選ぶと失敗しません。
安価で湿気対策もできる布製
- 布製のポップガードは『ボフボフ』としたノイズを除去できるだけでなく、唾液やツバからマイクを守ることができる
- 価格も安価で導入しやすい
- 音質はクリアさが減って少しこもりやすい
高価だけど音質の変化が少ない金属製
- 金属製のポップガードは息がマイク集音部に直接当たらないように受け流す構造のため音質はクリア
- 高価だけど音質はクリア
- 高価だけど洗っても乾きやすいというメリットも
シンプルに音質を重視したいのかどうかで考えればいいです。
おすすめのポップガード
ここからはおすすめのポップガードを紹介していきます。
だいたい金属製か布製かってだけのお話だけだったりするので、極端に高ければ性能が良いという判断です。
『低価格』NEEWER マイクポップフィルター
手頃な価格な布製のポップガードです。
種類 | 布製ポップガード |
フィルター | 2重 |
クランプ | ネジ止め グースネック仕様 |
低価格ですがフィルターは2重なのできちんとポップガードの機能はあります。とりあえずなんでもいいから欲しいという場合であればおすすめのポップガードです。
【低価格】GRANPRO ポップガード
手頃な価格のコンデンサーマイク向け2層構造ポップガードです。
種類 | 2層構造ポップガード |
フィルター | 金属製フィルター 布製フィルター |
クランプ | ゴムでマイクに直接取り付け |
コンデンサーマイク向け、ゴムでマイクに直接取り付けるタイプのポップガードです。
オーソドックスな形状のコンデンサーマイクであれば取り付けられます。視界を遮りにくいのが良いところです。
【高価格】STEDMAN PROSCREEN101 メタルポップガード
高価ですが値段に見合った性能のポップガードです。
種類 | 金属製ポップガード |
フィルター | 金属製のフィルターのみ |
クランプ | ネジ止め グースネック仕様 |
息がポップガードに当たると下に向かって落ちていくようになっているポップガードです。そのため、音質を変化させることなく息だけをマイク集音部分に当たらないようにできます。
高価ですが理想的なポップガードです。
マイク専用設計のポップガード
Blue YetiやBlue Yeti Nano等のUSBマイクに専用設計されたポップガードが存在します。
性能的には並なものが多いですが、見た目を損ねること無くポップノイズを除去できます。
Blue Yeti フォームカバー
2個入りのポップガードです。
種類 | ウレタン製ポップガード |
フィルター | ウレタンのみ |
クランプ | マイクにかぶせる |
スポンジでできたフォームタイプのポップガードです。ゲーム実況・配信で役立ちます。
Yeti自体そこまでポップノイズを拾ってしまうわけでもないんですが、衛生面を考えるとあると便利です。
Blue Yeti Nano フォームカバー
2個入りのポップガードです。
種類 | ウレタン製ポップガード |
フィルター | ウレタンのみ |
クランプ | マイクにかぶせる |
スポンジでできたフォームタイプのポップガードです。ゲーム実況・配信で役立ちます。
Yeti Nanoは口元へ近づけるとポップノイズを拾ってしまうのであると便利です。
Razer Seiren Miniにもピッタリ取り付けられます。
SHURE マイクロホン用ウインドスクリーン RK345
SHURE MV7で使えるポップガード
種類 | ウレタン製ポップガード |
フィルター | ウレタンのみ |
クランプ | マイクにかぶせる |
スポンジでできたフォームタイプのポップガードです。SHURE MV7純正のポップガードはボフボフとしたポップノイズが入りがちなんですが、SM7B用のポップガードを使うと見た目を損ねること無くポップノイズを無くせます。
Amazonのレビュー欄も何故かMV7用として購入した方が多くて面白いことになっています。
必要なのはポップガードを内蔵していないマイクだけ
USBマイクはポップガードの機能も内蔵してあるマイクがあるため、ポップガードを着ける必要が無いものもあります。
USBマイクの場合
- USBマイクにはポップガードが内蔵された製品もある
- 内蔵された製品には衛生面の考慮ができるだけ
製品ページ等にポップガード内臓と必ず書いてあるので、ポップノイズが気にならないようであれば使う必要性はありません。
衛生面を考慮して定期的に洗いたいという場合であれば着けてもいいと思います。
口元から離れている場合も意味が薄い
口元にマイクを近づけている場合は息がマイクに当たってしまいますが、口元から離して使っている場合であれば、息がマイクの集音部分に強く当たってしまうことはありません。
その場合は、ポップガードの影響で集音しにくくなってしまうことが予想されるので、ポップガードの機能性を理解したうえで導入しましょう。
口元から離れている場合は
- 息が直接当たるわけではないので、もともとポップノイズは発生しにくい
- 集音性が悪くなることも考慮した方がいい
衛生面を考慮する場合に導入しましょう
口元から遠く離れている場合は、唾液やツバからマイクを守れることが重視するポイントになってきます。
まとめ
口元近くでマイクを使う場合であれば使うこと前提なのがポップガードです。
使っていない場合はボフボフとしたノイズが乗っているはずなので、一度録音して確認してみたほうが良いです。
ポップガード まとめ
- 口元で使うなら必須
- クリアな音質を保ちたければメタル製
- 見た目を損ねるのが嫌なら専用設計品