FIFINEからたくさんのUSBマイクが販売されています。コンデンサーマイクだけでなく、ダイナミックマイクも展開されるようになりました。
FIFINEのマイクをわかりやすく解説!
どのマイクを選んだらいいの?この2種類から選択!
- 少し離しても使えるコンデンサーマイク
- 近づけて使う環境音対策のダイナミックマイク
おすすめランキングと快適な設定も紹介!
- これ買っとけば間違いないと言える製品を紹介
- 知っておいて損はない、効果的なマイクアームの使用方法も紹介
種類がたくさんありすぎて、どれを買えばいいのか、自分の用途にはどのマイクが一番合うのか分からないという方もたくさんいると思います。
今回は、そんな選択肢が豊富なFIFINEのUSBマイクをレビューもたくさん公開してきた管理人が、マイクに詳しくない人にもわかりやすく紹介していきます。
FIFINEとは
FIFINEは中国 深セン市のマイクとその他周辺機器のメーカーです。公式サイト
世界に向けて製品を展開するメーカーで、全体的にはコストパフォーマンスに優れるマイクメーカーとして知られています。日本では主にAmazon.jpでの販売を行っています。
最近ではヘッドセットやマイクアームの販売も行っているようです。PCで使うマイク関連であればFIFINEですべて揃えることができるのも同メーカーの強みです。
FIFINEはこんなメーカーです。
Q.どこのメーカー?
A.オーディオに深い知識のある中国の深セン市を拠点にするマイクのメーカー
Q.どこで買えますか?
A.主にAmazon.jpで購入することができます。
Q.保証はありますか?
A.FIFINEからの購入であればAmazon.jpの規約が適用されます。
どのマイクを選んだらいいの?
FIFINEはたくさんのマイクを販売しています。それぞれに個性が持たせられているため、好みに合わせて購入することができますが、マイクの特性を知らなければ選び方がわかりにくいのも事実です。
ここからは上手なFIFINEのマイク選びについて解説していきます。
ざっくりこの2種類から選ぼう
まず、マイクには大きく分けて2種類あります。
コンデンサーマイクとダイナミックマイクです。聞いたことがある方も多いかもしれません。
どちらもメリット・デメリットがあります。環境に左右されるため、使用する環境に合うマイクを選定したほうが失敗しにくいです。
コンデンサーマイク | ダイナミックマイク | |
指向性 (音を拾う角度の広さ・狭さ) | 単一指向性 広め | 単一指向性 かなり狭い |
使える距離 | 少し離れても使える | かなり近くないと使えない |
環境音・小さい音の広いやすさ | 環境音を拾いやすい 繊細な音も拾える | 環境音を拾いにくい 繊細な音は拾えない |
視界の入りやすさ | 入りやすい | 入りにくい |
音質 | とても良い | とても良い |
価格 | 1万円以下も狙える | 1万円以上がベター |
FIFINE コンデンサーマイクの代表製品
FIFINE ダイナミックマイクの代表製品
おすすめランキング TOP5
ここからはマイクの特性も抑えつつ、特におすすめなFIFINEのマイクをランキング形式で紹介していきます。
5位『K669B』コンデンサーマイク
とにかく低価格で音質も値段以上のエントリーマイク
マイクの入力ボリューム (ゲイン) 調整機能もついている本格的なUSBマイクですが、¥4,599ととてもリーズナブルです。初めての一台として選ぶ方もとても多く、実際に管理人の初めての一台はこのK669Bです。そんなに音質に拘りが無くて、とりあえずUSBマイクがどんなものか安価に試してみたいというような方にはとてもおすすめです。一緒に揃えたい機器のマイクアームセットも選べるようになっています。
FIFINE K669B | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲は少し広い |
感度 (ゲイン) | マイクのノブとPC側で調整可能 |
ミュートスイッチ | 無し |
ダイレクトモニター | できない |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : Amazon価格 : アームセット ¥7,599 (執筆時点) |
使い勝手 | ふつう |
イチオシポイント | とにかく低価格でいくならコレ |
4位『AmpliGame A6T』コンデンサーマイク
カラバリが豊富でおしゃれに光らせられるマイク
ミュートスイッチの搭載で、K669Bの上位互換と言ってしまっていいです。Ampligameはゲーマー向けのラインです。こちらも同様にそんなに音質に拘りが無くて、とりあえずUSBマイクを安価に揃えてしまいたいというような方にはかなりおすすめです。単品とマイクアームセットの価格差が少ないので、一緒に揃えたい機器が差額約1,000円で購入することができます。カラバリもあるので、配信や人に見せる予定がある方は納得したマイク選びができます。
FIFINE AmpliGame A6T | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲は少し広い |
感度 (ゲイン) | マイクのノブとPC側で調整可能 |
ミュートスイッチ | アリ |
ダイレクトモニター | できない |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | ふつう |
イチオシポイント | スタイリッシュかつ安価 |
3位『AmpliRocket K651』ダイナミックマイク
ロケットのような見た目がかわいい高性能マイク
ロケットのような見た目で、きらびやかなライティングも楽しめるマイクです。顔の真横にあっても眩しくない位置が光るので安心です。環境音を拾いにくいことが特徴のダイナミックマイクがアームとセットで¥8,699 (執筆時点) です。音質は暖色系でゲーム環境のなかでもVCで聞き取りやすいです。配信をするときにキーボードの音を拾わせたくない人、なるべく家族の音を拾わせたくない人、そんな方が安価に揃えるのに最適なマイクです。ミュートスイッチも装備しているので、ゲーム配信とは相性が極めて良いです。
FIFINE AmpliRocket K651 | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲はかなり狭い |
感度 (ゲイン) | PC側でのみ調整可能 |
ミュートスイッチ | アリ |
ダイレクトモニター | できない |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | かなり良い |
イチオシポイント | 実用的で見た目がかわいい |
2位『K658』ダイナミックマイク
口元へ向けても邪魔にならない高音質マイク
ミュートスイッチの搭載、しっかりしたショックマウント装備、カラフルなライティングも装備のマイクです。振動耐性はピカイチです。こちらも顔の真横にあっても眩しくない位置が光りますし、マイク自身が長いので口元へ集音部分を持ってきやすいです。アームとセットではありませんが、環境音を拾いにくいダイナミックマイクが1万円台はけっこう安めです。音質はクール系で癖がありません。ワンランク上の高音質で配信したい方に向けたマイクです。自分の声をリアルタイムで確認できる機能もあります。
FIFINE K658 | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲はかなり狭い |
感度 (ゲイン) | マイ本体とPC側で調整可能 |
ミュートスイッチ | アリ |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | かなり良い |
イチオシポイント | 振動に強く集音方向の限定がしやすい |
1位『AmpliGame AM8』ダイナミックマイク
見た目がスタイリッシュかつ口元へ向けても邪魔にならない高音質マイク
かさばらないショックマウントの採用で、見た目が一番スッキリしたマイクです。見た目の質感も高く、価格の割に高級感を演出できます。こちらもマイク自身が長いので、口元へ集音部分を持ってきやすいです。環境音を拾いにくいダイナミックマイクですが、ここまで見た目の良いものは1万円台だとなかなかありません。音質もかなり落ち着いたサウンドで、かっこよく声を集音できます。環境音の対策だけでなく、見た目も追求したい人には特におすすめです。
AmpliGame AM8 | |
指向性 | 単一指向性 音を拾える範囲はかなり狭い |
感度 (ゲイン) | マイ本体とPC側で調整可能 |
ミュートスイッチ | アリ |
ダイレクトモニター | できる |
PS4 | 利用可能 |
価格 | Amazon価格 : |
使い勝手 | かなり良い |
イチオシポイント | 見た目が良く特に視界を塞ぎにくい |
自分の声しか拾わないマイク
おすすめランキングとは別に、目的に合わせたマイクも解説していきます。
ダイナミックマイクが合ってるかも
コンデンサーマイク | ダイナミックマイク | |
指向性 (音を拾う角度の広さ・狭さ) | 単一指向性 広め | 単一指向性 かなり狭い |
使える距離 | 少し離れても使える | かなり近くないと使えない |
環境音・小さい音の広いやすさ | 環境音を拾いやすい 繊細な音も拾える | 環境音を拾いにくい 繊細な音は拾えない |
視界の入りやすさ | 入りやすい | 入りにくい |
音質 | とても良い | とても良い |
価格 | 1万円以下も狙える | 1万円以上がベター |
はじめの方でも説明していますが、ダイナミックマイクは繊細な音を拾いにくいかわりに環境音を拾いにくいです。マイクに近づく必要はありますが、狙った音だけを集音したい場合であれば、コンデンサーマイクよりもダイナミックマイクの方が使いやすいです。
実際に管理人がいくつものマイクを試してみても、コンデンサーマイクよりもダイナミックマイクの方が音を拾う角度が良くも悪くも狭くてシビアだと感じました。確実に口元へ向ける必要がありますが、後ろでTVがついていても音を拾わないくらいの設定にすることができました。
特におすすめなのはこのマイクです。
口元へ近づけるためにはマイクアームが必要です。別途マイクアームを用意する必要がありますが、FIFINEからマイクアームが買えるのでついでに購入しましょう。
2kgまでの耐荷重、取り回しのしやすさを両立したスタンダード品質のアームです。
上手な設定について
FIFINEのマイクに限らず、マイクは正しい距離、正しい音量設定をしなければ狙った音だけを集音するのは難しいです。
ここからは当ブログでも導入している設定方法を少し紹介していきます。
基本的にマイクに近づく
FIFINEのUSBマイクを購入すると、付属の説明書にも記載がありますが、ダイナミックマイクであれば5cmから10cmの距離で使用してください。視界がこれくらいになるようにマイクに近づくのがベターです。
ナレーションブースのように周りが無音で、吸音材が設置されているような環境でも無い限り、マイクから距離がありすぎると『お風呂場みたいな音』になります。
また、マイクから距離があると入力ボリューム (ゲイン) も大きくしなければ十分な音量が稼げなくなります。そうすることでマイクの最低入力音量も大きくなってしまい、遠くの音を拾うようになり環境音がガンガン入るようになります。
単純に、距離は『カラオケのマイクみたいに使う』音量は『近づけたときに音量がちょうどいいようにする』だけです。
マイクアームの導入で簡単にマイクを近づけることができます。録音ブースのような環境がない場合は導入しましょう。邪魔にならない配置もできるので、デメリットよりもメリットのほうが圧倒的に多いです。
マイクアームを使えばコンデンサーマイクでも少し周りの音を拾うくらいまでは改善できます。
詳しいことは別記事に書いてあります。購入後はこちらの記事を読むことで完璧な設定ができるようにしてあります。
マイクアームが嫌な場合はヘッドセットも
FIFINEのヘッドセットはコンデンサーマイクが装備されています。
ヘッドセットとしてはとてつもなく音質が良いので、VCに使うくらいという方や、マイクアームを揃えるほどでは無い方にはとてもおすすめです。ヘッドホンとしても音が良いのでかなりコストパフォーマンス抜群です。
まとめ
FIFINEについて紹介してきました。
FIFINE まとめ
- どれもコスパ最高なマイク
- マイクアームは一緒に揃えましょう
- 環境音が嫌ならダイナミックマイクで正しい設定をしましょう
個人的に気に入っているマイクを推すことになってしまいましたが、FIFINE以上にコストパフォーマンス抜群なマイクは無いと思ってもらっていいです。まだYouTubeが全盛期で無かった頃からUSBコンデンサーマイクを販売していたということもあって、技術的にも一歩先を行っています。
特にVCや配信でちょこっと使うだけなら過剰とも思える品質です。どのマイクを買っても問題はありませんが、記事内でも紹介したように、マイクにも特性があります。
FIFINEのマイクなら正しい設定をすれば、隣で人が話してもその声は拾わないような設定も可能です。
ぜひ自分に合ったFIFINEマイクを購入してください。
特におすすめなのはK658です。
一緒にマイクアームも
付属のスタンドで使うならAM8がおすすめです。